シロアリ被害は、早期発見と対策が大切です。
この記事では、シロアリがいる家の特徴や兆候を徹底解説いたします。
ご自宅で気になるサインを見つけたら、放置せずに適切な対応を取りましょう。
この記事を読むと、シロアリ被害の見分け方、ご自身でできる対策、専門業者に依頼するべき状況などが分かります。
大切な家を守るために、ぜひ最後までお読みください。
- シロアリが好む環境と被害が出やすい場所
- 家の外と中で見られる兆候(写真付き)
- シロアリの種類と特徴
- ご自身でできる対策と専門業者に依頼するべき状況
シロアリ被害のサイン、早期発見が鍵

シロアリは、湿気と木材を好むため、放置すると家の耐震性や資産価値を低下させる可能性があります。
早期に発見し適切な対策を行うと、被害を最小限に抑えられます。
シロアリが生息しやすい環境
シロアリは、暗くて湿度が高く、エサとなる木材が豊富な場所を好みます。
具体的には、気温が10℃から30℃、湿度が60%以上の環境で活発に活動します。
環境 | 詳細 |
---|---|
湿気の多い場所 | 浴室、洗面所、キッチンなどの水回り、雨漏りしている場所、床下など風通しが悪く湿気がこもりやすい場所は特に注意が必要 |
劣化した木材 | 腐朽菌によって柔らかくなった木材は格好の餌食となる。長年放置された木材や、雨ざらしになっている木材は注意 |
建物の損傷箇所 | 外壁のひび割れ、基礎部分の隙間は、シロアリの侵入経路となる |
シロアリ被害を防ぐには、これらの環境を作らないように日頃から注意することが大切です。
定期的に点検を行いましょう。
被害が出やすい場所
シロアリ被害は、家の様々な場所で発生する可能性があります。特に、水回りや、木材と土が接している場所は要注意です。
場所 | 詳細 |
---|---|
浴室 | 特にタイル張りの浴室は、湿気がこもりやすく、シロアリの温床になりやすい。築年数が経っている場合は、床下の木材が腐食している可能性もある |
玄関周り | 玄関は、土と木材の距離が近く、シロアリの侵入経路になりやすい。上がり框や、木製の玄関ドア、下駄箱なども被害を受けやすい |
雨漏り箇所 | 雨漏りしている箇所は、常に木材が湿っているため、シロアリが好む環境。放置すると、被害が急速に拡大する |
床下 | 床下は、湿気がこもりやすく、シロアリが繁殖しやすい。通気口が塞がれていたり、断熱材が湿気を吸っていたりすると、さらに被害が拡大する可能性が高くなる |
これらの場所は、定期的に点検し、異常がないか確認することが重要です。
早期発見と早期対策が被害を最小限に抑えます。
家の外回りでの兆候

家の外回りを注意深く観察すると、シロアリ被害の初期兆候を発見できます。
兆候 | 詳細 |
---|---|
蟻道(ぎどう) | シロアリは、土や木くずで作られたトンネル状の道を通って移動する。基礎のコンクリートの表面や、外壁などに蟻道がないか確認する。 |
羽アリの群飛 | 4月から10月頃にかけて、特定の時間帯に羽アリが一斉に飛び立つことがある。これは、巣別れと呼ばれる現象で、新たな巣を作るために行われる。家屋周辺で大量の羽アリを見つけたら、近くに巣がある可能性が高い |
外壁や基礎のひび割れ、隙間 | シロアリは、わずかな隙間からでも侵入する。外壁や基礎にひび割れや隙間がないか確認する。 |
庭の木材や切り株の腐朽、変色 | 庭に放置された木材や切り株は、シロアリの巣になることがある。腐朽や変色、穴が開いているなどの異常がないか確認する。 |
これらの兆候を見逃さないように、定期的に家の外回りを確認しましょう。
早期発見は被害を最小限に抑えます。
家の中での兆候

シロアリは表から見えない木材の奥に生息しています。しかし、家の中にこんな傾向があればシロアリ被害の兆候かもしれません。
兆候 | 詳細 |
---|---|
床がきしむ | 床を踏んだときにギシギシと音がする場合、床下の木材がシロアリに食べられている可能性がある |
ドアや引き戸が動きにくくなった | ドアや引き戸の開閉がスムーズにいかない場合、枠や周辺の木材が被害を受けている可能性がある |
柱を叩くと空洞音がする | 柱を叩いてみて、空洞のような音がする場合、内部が空洞になっている可能性がある |
壁や床に砂のようなもの(シロアリのフン)がある | シロアリのフンは砂のように見えることがある。床や壁際にこのようなものを見つけたら、注意が必要 |
壁や天井にひび割れ、変色、シミがある | シロアリが壁や天井裏の木材を食べ進むと、表面にひび割れや変色、シミが現れることがある |
これらの兆候を見つけたら、すぐに専門業者に相談しましょう。
早期の対応が、被害の拡大を防ぎます。
シロアリの種類と特徴

日本には、主にヤマトシロアリとイエシロアリが生息しています。
種類によって、生態や被害の特徴が異なります。
種類 | 特徴 |
---|---|
ヤマトシロアリ | 日本全国に分布し、寒さに強い。4月から5月の昼間に羽アリが群飛する。湿った木材を好み、主に床下や浴室などの湿気の多い場所で被害をもたらす。 |
イエシロアリ | 主に関東以南の温暖な地域に生息し、乾燥した木材も食べる場合がある。6月から7月の夜間に羽アリが群飛する。建物全体に被害が及ぶことがあり、被害の進行が早い。 |
シロアリの種類を特定することで、より効果的な対策を講じられます。
写真で見るシロアリ被害の実例

シロアリ被害は、家屋に深刻なダメージを与えます。
ここでは、実際の写真を通して、シロアリ被害の様々な実例と、その見分け方について解説します。
基礎等に見られる蟻道

家の基礎部分に見つかることがある蟻道は、シロアリ被害の典型的な兆候の一つです。
項目 | 詳細 |
---|---|
蟻道とは | シロアリが土や木くずなどを唾液で固めて作るトンネル状の道 |
目的 | シロアリが外敵から身を守り、安全にエサとなる木材まで移動するため |
見た目 | 幅1cm程度の細長い筋状で、外壁や基礎のコンクリート表面に沿って伸びる |
注意点 | 蟻道を見つけたら、シロアリが家屋内に侵入している可能性が高い |
もし外壁に蟻道があったら、早期発見の重要な手がかりになります。専門業者に調査を依頼してください。
床下での被害状況
床下は、シロアリ被害が最も発生しやすい場所の一つです。
項目 | 詳細 |
---|---|
環境 | 湿気が多く、人目に触れにくいため、シロアリにとって好都合な環境 |
被害状況 | 土台や大引き、根太などの木材が食害され、ボロボロになる |
兆候 | 床が沈む、床がきしむ、床にフンが落ちているなどの症状が現れる |
床下の被害は、放置すると建物の強度を著しく低下させます。
専門業者に依頼して、定期的に床下の点検を行いましょう。
柱の食害
柱は建物を支える重要な構造材であり、シロアリ被害を受けると深刻な事態を招きます。
項目 | 詳細 |
---|---|
食害箇所 | 柱の内部が空洞になる |
兆候 | 柱を叩くと空洞音がする、柱にひび割れや変形が見られる、柱が傾く |
危険性 | 建物の耐震性が低下し、地震などの際に倒壊するリスクが高まる |
柱の食害は、外見からは判断しにくい場合があります。
少しでも異変を感じたら、専門業者に相談しましょう。
羽アリの群飛

羽アリの群飛は、シロアリの巣が近くにあることを示すサインです。
項目 | 詳細 |
---|---|
時期 | 4月〜10月頃、特にヤマトシロアリは4月~5月の雨上がりの午前中に多い |
特徴 | 大量の羽アリが一斉に飛び立つ |
注意点 | 羽アリを見つけたら、巣が近くにある可能性が高い |
羽アリが家の中から発生した場合は、すでに家屋内にシロアリが侵入している可能性が非常に高いです。
すぐに専門業者に連絡して、駆除を依頼しましょう。
シロアリとよく似た虫との比較

シロアリとクロアリは、どちらも家に被害をもたらす可能性がありますが、シロアリのほうが重大な被害になりがちです。そこで、見分ける方法を覚えておいてください。
項目 | シロアリ | クロアリ |
---|---|---|
触覚 | 数珠状で真っ直ぐ | くの字型 |
翅 | 4枚ともほぼ同じ大きさ | 前翅が後翅より大きい |
腰 | 寸胴 | くびれがある |
食性 | 木材 | 雑食(甘いもの、食品、昆虫など) |
発生場所 | 湿った木材の中や土の中 | 庭や公園など屋外 |
シロアリとクロアリは、見た目や生態が大きく異なります。特にはアリを見分ける場合は、触覚の形と胴体のくびれの有無が手がかりになります。
自分ですぐできるシロアリ対策

シロアリ被害を未然に防ぐためには、日頃からの対策が大切です。
ここでは、自分ですぐに実践できる5つの対策をご紹介します。
床下の換気改善
床下の湿気はシロアリの大好物です。
換気を良くして、シロアリが住みにくい環境を作りましょう。
対策 | 詳細 | 補足 |
---|---|---|
換気口の確認と清掃 | 換気口が塞がれていないか、ゴミや落ち葉が詰まっていないか確認する | 年に1~2回、特に梅雨前と秋口に実施するのがおすすめです |
換気扇の設置 | 換気扇を設置して強制的に換気する | ホームセンターなどで購入できます |
床下調湿材の使用 | 床下に調湿材を敷き詰めて湿度を下げる | 床下全体に敷き詰めるのが効果的です |
防湿シートの設置 | 床下に防湿シートを敷いて地面からの湿気を防ぐ | DIYでも比較的簡単に設置できます |
これらの対策を組み合わせることで、より効果的に床下の湿度を下げられます。
庭の整理整頓
庭に木材や段ボールなどを放置すると、シロアリの格好の餌場となり、家屋への侵入リスクが高まります。
対象 | 詳細 | 補足 |
---|---|---|
廃材や木材 | 使わない木材や廃材は速やかに処分する | 自治体のルールに従って適切に処分しましょう |
段ボール | 屋外に放置せず、資源ごみとして出す | 雨に濡れるとシロアリが好む環境になります |
落ち葉や枯れ枝 | こまめに掃除して、庭を清潔に保つ | 堆肥にする場合は、シロアリが寄り付かないように注意が必要です |
切り株 | できるだけ撤去する。難しい場合は、薬剤処理を検討する | 専門業者に依頼することもできます |
庭をきれいに保つことは、シロアリ対策だけでなく、害虫対策にもなります。
侵入経路の遮断
シロアリは、わずかな隙間からでも侵入してきます。
侵入経路を塞ぐことで、被害を未然に防ぎましょう。
侵入経路 | 対策 | 補足 |
---|---|---|
基礎のひび割れ | シーリング材やモルタルなどで補修する | 定期的に点検し、ひび割れを見つけたら早めに対処しましょう |
配管周りの隙間 | パテやコーキング材で埋める | 配管の種類に合った材料を使用しましょう |
換気口 | 防虫網を取り付ける | 網目が細かいものを選びましょう |
床下と室内の隙間 | 隙間テープや気密パッキンなどで塞ぐ | ドアや窓の隙間もチェックしましょう |
これらの対策は、DIYでも比較的簡単にできます。
市販の薬剤を活用
ホームセンターやドラッグストアなどで手軽に購入できるシロアリ駆除剤も、予防には役立ちます。
種類 | 特徴 | 使用上の注意 |
---|---|---|
殺虫剤(スプレータイプ) | シロアリを見つけた時に直接噴射する | 実はシロアリが警戒して逃げてしまい、駆除が困難になる可能性もあります(使用は注意!) |
殺虫剤(置き型タイプ) | シロアリの通り道に置いておく | 巣ごと駆除できるタイプもあります |
木部処理剤 | 木材に塗布または注入して、シロアリを寄せ付けないようにする | 防腐・防蟻効果があるものを選びましょう |
土壌処理剤 | 建物の周囲の土壌に散布または注入して、シロアリの侵入を防ぐ | 広範囲に効果がありますが、環境への影響に注意が必要です |
薬剤を使用する際は、必ず使用方法や注意事項を守りましょう。小さいお子さんやペットがいる場合は、特に注意が必要です。

定期的な点検
シロアリ被害は、早期発見が重要です。
定期的に点検を行い、早期発見・早期対策を心がけましょう。
点検箇所 | チェックポイント | 頻度 |
---|---|---|
床下 | 蟻道やフンがないか、木材が変色していないか | 年に1~2回、特に梅雨明けと秋口に実施するのがおすすめです |
室内 | 床がきしむ、ドアの開閉がしにくい、壁に穴が開いているなどの異変がないか | 普段の生活の中で、気になることがあればすぐに確認しましょう |
建物の外周 | 基礎にひび割れがないか、蟻道がないか | 月に1回程度 |
庭 | 木材や段ボールが放置されていないか、羽アリが飛んでいないか | 月に1回程度 |
自分で点検するのが難しい場合は、専門業者に依頼するのも良いかもしれません。
専門業者は、シロアリに関する知識や経験が豊富で、的確なアドバイスをしてくれます。
専門業者への依頼を検討すべき状況

シロアリ被害は、早期発見と適切な対策が重要です。
しかし、状況によっては、自分での対処が難しい場合や、専門業者に依頼した方が良い場合があります。
被害状況が深刻な場合
シロアリ被害が広範囲に及んでいる場合は、専門業者に依頼することを強くおすすめします。
例えば、以下のような状況が挙げられます。
状況 | 詳細 |
---|---|
多数の箇所で被害 | 床や壁、柱など、複数の場所でシロアリの被害(蟻道、食害、フンなど)が確認できる |
建物の構造に影響 | 床が沈む、壁が傾くなど、建物の構造に影響が出ている |
大量の羽アリ | 室内で大量の羽アリを発見した(特に4月〜10月) |
これらの状況は、シロアリの巣が家の内部深くまで広がっている可能性が高く、放置すると建物の耐震性が著しく低下する危険性があります。
自分での対処が困難な場合
シロアリ駆除は、専門的な知識や技術、薬剤が必要となる場合があります。
以下のような場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。
状況 | 詳細 |
---|---|
原因箇所の特定が困難 | シロアリの侵入経路や巣の場所がわからない |
床下や天井裏などに入れない | 点検や駆除作業ができない |
薬剤の使用に不安がある | 適切な薬剤の選択や使用方法がわからない、安全面に不安がある |
DIYでの駆除に失敗した | 被害が再発した、または悪化した |
専門業者は、専用の機材や薬剤を使用して、シロアリを確実に駆除します。
また、再発防止のためのアドバイスも受けられます。
駆除と予防を同時にしたい場合
シロアリ駆除だけでなく、今後の予防対策も同時に行いたい場合は、専門業者に依頼するのが最も効果的です。
多くの専門業者は、駆除と予防をセットで実施しています。
対策 | 詳細 |
---|---|
定期的な点検 | プロの目で定期的に点検してもらうことで、早期発見・早期対策が可能になる |
予防薬剤の散布 | シロアリが嫌がる薬剤を散布し、侵入や再発を防ぐ(効果は通常5年程度) |
侵入経路の遮断 | 建物の基礎や壁の隙間、配管周りなどを専用の材料で塞ぎ、シロアリの侵入経路を断つ |
床下環境の改善 | 換気扇の設置や調湿剤の散布などを行い、床下の湿度を下げ、シロアリが住みにくい環境を作る |
これらの対策を総合的に行うことで、シロアリ被害の再発リスクを大幅に減らすことができます。
特に、新築から5年以上経過している場合や、過去にシロアリ被害があった場合は、予防対策を強くおすすめします
シロアリ駆除業者の選び方
信頼できるシロアリ駆除業者を選ぶことは、適切な駆除と予防のために非常に重要です。
業者選びの際は、以下のポイントを参考にしてください。
ポイント | 詳細 |
---|---|
実績と評判 | 創業年数や施工実績、口コミなどを確認する(インターネット検索や、近隣住民への聞き込みなど) |
有資格者の有無 | 「しろあり防除施工士」などの資格を持った技術者がいるか確認する |
見積もりの明確さ | 作業内容、使用薬剤、費用などを詳しく説明してくれるか確認する(複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします) |
アフターフォローの充実度 | 定期点検や保証などのアフターフォローが充実しているか確認する |
地域密着型かどうか | 千葉県木更津市など、お住まいの地域に対応している業者を選ぶ(地域の気候やシロアリの種類に詳しい場合が多い) |
これらのポイントを踏まえ、複数の業者を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
駆除費用の相場
シロアリ駆除の費用は、被害状況や建物の構造、使用する薬剤などによって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
一般的な費用相場 | 1平方メートルあたり1,500円〜3,000円程度(木造住宅の場合) |
費用が高くなるケース | 被害が広範囲に及んでいる場合、建物の構造が複雑な場合(床下空間が狭い、基礎断熱工法など)、特殊な薬剤を使用する場合など |
費用を抑える方法 | 複数の業者から見積もりを取る、早期発見・早期対策で被害を最小限に抑える、予防対策を同時に行うことで、将来的な駆除費用を抑える |
正確な費用を知るためには、専門業者に現地調査を依頼し、見積もりを取ることが重要です。
見積もりは無料で行っている業者が多いので、気軽に相談してみましょう。
よくある質問(FAQ)
- Qシロアリの初期サインはありますか?
- A
シロアリの初期サインは、蟻道(ぎどう)、羽アリの群飛、床がきしむ、ドアや引き戸が動きにくくなった、などがあります。これらは、シロアリが活動を始めた兆候で、早期発見の手がかりとなります。
- Q自分でできるシロアリ対策はありますか?
- A
はい、ございます。床下の換気を良くする、庭の木材や段ボールなどを整理する、建物の基礎や壁のひび割れを補修するなど、ご自身でできる対策はたくさんございます。
- Qシロアリはどのような場所に発生しやすいですか?
- A
シロアリは湿気が多く、エサとなる木材が豊富な場所を好みます。特に、浴室や洗面所、キッチンなどの水回り、雨漏りしている場所、床下などに注意が必要です。
- Qシロアリの種類によって被害の特徴は異なりますか?
- A
はい、異なります。日本には主にヤマトシロアリとイエシロアリが生息しており、ヤマトシロアリは湿った木材を好み、イエシロアリは乾燥した木材も食べるため、被害の範囲が広くなることがあります。
- Qシロアリ駆除は専門業者に依頼した方が良いですか?
- A
被害が広範囲に及んでいる場合や、ご自身での対処が難しい場合は、専門業者への依頼をおすすめします。専門業者は、確実な駆除と再発防止策を提供いたします。
- Qシロアリとクロアリの見分け方を教えてください。
- A
シロアリとクロアリは、触覚の形、翅の大きさ、腰のくびれなどで見分けられます。シロアリの触覚は数珠状でまっすぐ、翅は4枚ともほぼ同じ大きさ、腰は寸胴です。
まとめ

この記事では、シロアリがいる家の特徴や兆候について詳しく解説しました。
- シロアリが好む環境: 湿気が多く、木材が豊富な場所、特に水回りや床下、劣化した木材、建物の損傷箇所は注意が必要です。
- 家の外での兆候: 蟻道(ぎどう)、羽アリの群飛、外壁や基礎のひび割れ、庭の木材の腐朽などがあります。
- 家の中での兆候: 床がきしむ、ドアや引き戸が動きにくい、柱を叩くと空洞音がする、壁や床に砂のようなものがある、などです。
- 自分でできる対策: 床下の換気改善、庭の整理整頓、侵入経路の遮断、市販の薬剤の活用、定期的な点検が重要です。
シロアリ被害は早期発見と対策が大切です。
ご自宅で気になる兆候を見つけたら、放置せずに専門業者に相談することを検討しましょう。
今すぐ点検を行い、大切な家を守りましょう。
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